江崎てつま Tetsuma-net.com


月刊「自由民主」平成17年6月号

- 「良き師」に恵まれ 今も青春 -

私の青春は、政治家・江﨑真澄とともにある。
昭和二十一年私が三歳のとき、父は新憲法制定のもと第一回の衆議院総選挙で当選、爾来四十六年間に亙り衆議院議員を務めた。
かって交通も不便で、一宮~東京間は八時間近くかかり、先代は「金帰火来」、留守は母と秘書、家族で守るという状況でした。
地元の皆さんは「国土の復興は江﨑に!」と熱い期待から、事務所兼我が家はいつも後援者で賑わった。
正月には何千人もの年始客が訪れ、私も小学生ながら、大きな鍋に何十本、何十本と徳利に酒を注ぎ燗をつける役目でした。
中学・高校の頃は、選挙が近くなると後援会の方と、ポスターをベニヤ板に糊づけし、電柱等に針金で取り付けたりの日々でした。
大学時代には、書状の切手貼りや宛て名書き、時には先代の代理として会合や演説会で額に汗し挨拶をしたこともあった。今思えば、その経験が何彼につけ役立っている。
大学卒業後、香川県の少林寺拳法本山で開祖・宗 道臣先生のもと修行僧兼秘書としてお仕えした。
宗管長は、戦後荒廃した日本の復興は、勇気・ 行動力・慈悲心を備えた若者を一人でも多く育てることにあるといった強い思いから拳法を通じ「力愛不二」「半ばは自己の幸せを、半ばは他人の幸せを!」と文武両道の教えを実践された。
その精神は二世・宗 由貴総裁へ継承され、私の人生にも大きな影響を与えている。
三年後、郷里に戻り先代の地元秘書として二十三年間仕え、政治に携わる者『先見性・洞察力を培う』、『信義を重んじ筋を通す』、『出所進退を潔くする』といった厳しい教えを受けた。
物心がついた頃から政治に係わり体験したことも、私にとり「青春」であり「財産」でもある。
マッカーサー元帥が、座右の銘としたウルマンの詩の一節「青春とは人生の或る期間を言うのではない。優れた創造力、逞しき意志、炎ゆる情熱、怯懦却ける勇猛心、安易を振り捨てる冒険心、こう言う様相を 青春という…、」とあります。
国会議員になり、公私に渉りご指導を仰いでいます二階俊博先生の政治に対する取り組みは、正にウルマンの詩を想起させる。先生の「先見性」と「実行力」、何ごとにも誠心誠意「筋を通す」政治家としての姿勢は、常に私の指針であります。
これからも「良き師」のもと、ふるさと愛知と我が国の繁栄に「今も青春」の心構えで、力を尽くして参ります。

「良き師」に恵まれ 今も青春

 
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